社員食堂で麺を出さない理由

お客様から定期的に「麺メニューはやらないんですか?」と聞かれます。
こちらに関しては少しこだわりがありまして・・・
実は私たちの社員食堂での提供メニューは日替わり2種類だけなんです。
たま~にスパゲティや冷たい麺などを出したりするんですが、基本はご飯と肉・魚・卵料理を中心とした定食となります。
麺を固定メニューとして置かないというのは初めから決めていました。
理由としては、
・全て手作りにしたかったのでメニューを最小限にしたかった。
・専門店には勝てないので、感動を提供することができない。
(香川県は美味しいうどん屋が、そして愛媛県には美味しいラーメン屋がたくさんあるので!)
・メニューが多くなると廃棄ロスが増えるので食材にかける原価が下がってしまう。
・毎日冷凍麺をあけて茹でるだけの作業にリソース(人材や時間)を割きたくない。
ざっと挙げるとこんなところです。
方針としては明確に決めていましたが、いざ食堂運営を開始するときは内心とても怖かったのを覚えています。
もちろん今でも麺を希望される方はたまにいらっしゃいますが、無くてもしっかり食堂に足を運んで頂けてるのでありがたい限りです。
僕自身、麺が大好きなのでメニューにあればきっと選んでしまうと思います(笑)
ただ、私達は手作りの料理にどこまでもこだわり、食事を通じてお客様に感動を届けたいと決めているので今はこのやり方がベストかなと感じています。
もちろんこの方針にいつまでも固執するつもりは無いので時代に合わせて変化させていくつもりです。
「お客様と私達にとって本当に大切なことを考える」
この理念を守るため、これからも正しい取捨選択の判断をしていきたいと思います。